ホンダを支える、売れ筋SUVの『ヴェゼル』の新型(2代目)が、満を持して2021年の4月にデビュー。
お披露目のときに「CX-5(CX-8)に似てる」「ハリアーに似てる」…と、ネット界隈をにぎわせましたが、いまのホンダデザインを踏襲している魅力的な1台に仕上がっています。
魅力的なのはボディカラーも然りです。
モノトーンだけではなく、2トーンカラーもラインナップしており多くの選択肢があります。
この記事では、新型(2代目)ヴェゼルのボディカラーについて独自の調査をとおして、以下のことを解説しています。
- 新型ヴェゼルの人気色・ボディカラーランキングを、モノトーンと2トーンカラーに分けて発表
- ラインナップするすべてのボディカラーについて現役整備士が解説
以下の目次をクリックすると、好きなところから読めます!
新型ヴェゼルの人気色・ボディカラーランキング【モノトーン版】
新型ヴェゼルに設定されている、モノトーンカラーは以下の6色です。
- プレミアムサンライトホワイト・パール
- プラチナホワイト・パール
- メテオロイドグレー・メタリック
- クリスタルブラック・パール
- プレミアムクリスタルレッド・メタリック
- サンドカーキ・パール
また、クリスタルブラック・パール以外はすべて有料色(オプションカラー)です。
まずは、これら6色のランキングを発表します!
1位 プラチナホワイト・パール
1位は【プラチナホワイト・パール】です。
新型(2代目)ヴェゼルには、2種類のホワイト色がラインナップされていますが、これまでの定番色であるノーマルなホワイトパール色のほうが、多くのユーザーから支持されています。
「simple is the best!」こんな言葉がこれほど似合うクルマはあるでしょうか。
気高く、上品な「プラチナホワイト・パール」がボディ全体をやさしく包み込んでくれ、新しいホンダデザインを引き立ててくれます。
パール塗装の粒感あるキラキラ感とホワイトの組み合わせは最強です!
また、ホンダのプラチナホワイト・パールはわずかにグレー寄りのベース色を採用したことで、陰影感のしっかり出るホワイトパールに仕上がっています。
そんな、プラチナホワイト・パールの新型ヴェゼルは、さまざまなシチュエーションで活躍してくれる1台になること間違いありません。
人気色なのでリセールバリューも期待できますし、お手入れもしやすいので、短いスパンで乗り換える方から、長く大切に新型ヴェゼルと付き合っていきたい方まで、多くのユーザーに受け入れられています。
2位 クリスタルブラック・パール
【クリスタルブラック・パール】は、漆黒の持つ艶感のなかにパール塗装特有の煌びやかさが組み合わさり、ブラック好きには堪らない1台に仕上がっています。
メッキパーツの少ない新型ヴェゼルが黒でまとまると、塊感があってカッコいいです。
カッコいいのですが良い意味でオラオラ感の出ないところが、いまのホンダデザインの良いところです。
スタイリッシュでオトナの選ぶクルマって感じがして、所有感が高まりますね。
そんなクリスタルブラック・パールは、周りの風景がボディに映り込むほどのキレイな状態を、頑張って維持したいところです。
適当に扱うとキズが目立ち、くすんだように見えるようになってしまうので、おのずと洗車にこだわるようになってしまい、それこそ洗車が趣味となってしまうかもしれませんね(笑)
3位 メテオロイドグレー・メタリック
【メテオロイドグレー・メタリック】はSUVの力強さを表現した定番色です。
スポーティーな雰囲気も出るので、シンプルで清潔感のあるホワイト系のボディカラーと比べると、ほんとうに同じクルマ!?…というのは少し言い過ぎかもしれませんが、まったく異なった存在感を醸し出します。
また、「黒も白も飽きた。でもかわった色は苦手」そんなユーザー層にとって濃いグレー色は、チャレンジの敷居がもっとも低いボディカラーのひとつです。
暗い場所だと、塊感のある雰囲気がカッコいいですが、光が当たるとボディに明暗が生まれ、表情豊かな一面も魅せてくれます。
汚れが目立ちにくく、クリスタルブラック・パールほどメンテナンスに気を遣わなくてよい点も、ダーク系カラー好きにとっては嬉しいポイントですね。
グレー色のボディカラーの魅力は、実車を見ないとなかなかイメージが湧きにくいので、チャンスがあればぜひ実車でさまざまな角度から見ていただき、メテオロイドグレー・メタリックの良さを感じていただきたいです。
4位 プレミアムサンライトホワイト・パール
【プレミアムサンライトホワイト・パール】は、ほかのホンダ車でもすでにラインナップされているボディカラーですが、言葉では表現が難しい惹き込まれる魅力のある不思議な色です。(新型フィット4で導入された新色ですね!)
ホワイトのなかに輝くイエロー・ブルー…この煌びやかさは、絶対にほかのボディカラーでは表現できない領域です。
ひと昔前にはなかった、令和の新時代にふさわしい新たなボディカラーと思っていただけたらと思います。
一般的なホワイトパールとは一線を画すので、 「あれ?ふつうの白となんか違う!??」 …と、意外と目立ちます!
はじめは、購入を検討していたものの実際に見てやっぱりやめておこうか…というひとも少なくはありません。
しかし、上質なデザインに生まれ変わった新型2代目ヴェゼルに、ふさわしいボディカラーであることは間違いないので、しっかりと人気ランキングの順位を上げてきましたね。
ボディカラーに圧倒的な透明感を求める方は、プレミアムサンライトホワイト・パールに決まりです!
5位 サンドカーキ・パール
【サンドカーキ・パール】は新型ヴェゼルのイメージカラーのひとつでもあり、ワールドプレミアで初公開されたときに、心奪われた方も多いです。
このボディカラーも、いまの時代にマッチしたオシャレカラーです。
マットなベージュ色のボディカラーを使用するクルマは非常に珍しいので、派手な色ではありませんが、街中の人々の視線を集めます。
アースカラーで落ち着いた雰囲気は、新しくもどこか懐かしい雰囲気もあります。
よって、老若男女問わない幅広い層から支持を集めています。
優しさと力強さを高い次元で両立し表現しているのが、サンドカーキ・パールです。
都会派SUVのヴェゼルにはぴったりですね!
6位 プレミアムクリスタルレッド・メタリック
【プレミアムクリスタルレッド・メタリック】は発色のいい、メタリック感の強い艶感がある赤色のボディカラーです。
ソリッド系の赤色とは異なり、高級感と上質さが見事に表現されており、愛車の所有感を高めてくれます。
ブラックやグレーのようなダーク系のボディカラーとは趣の違うカッコよさが、プレミアムクリスタルレッド・メタリックにはあります。
また、プレスラインに沿って陰影感がしっかりと出る色なので、ボディの立体感もしっかりと表現してくれます。
光の当たり方によって表情が変わっていく様子は、飽きのこない魅力があります。
マツダの赤(ソウルレッド)が車種問わずバカ売れしたことで、メタリック系の赤色ボディカラーが、市民権を得ました。
その結果、メーカー問わず同じような赤色のクルマを見る機会が増えました。
一見、派手な色のように思いますが、そんなこともあって意外と街中に馴染んでくれますよ!
新型ヴェゼルの人気色・ボディカラーランキング【2トーン版】
「 e:HEV PLaY 」グレードで選択できる装備は、2トーンカラーのみです。
PLaYの名のとおり、遊び心のある2トーンカラーはとても魅力的です。
新型2代目ヴェゼルの2トーンカラーは以下の5色です。
- プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック
- メテオロイドグレー・メタリック&ブラック
- クリスタルブラック・パール&シルバー
- ミッドナイトブルービーム・メタリック&シルバー
- サンドカーキ・パール&ブラック
2トーンカラーでしか選択できないベースカラーがあるのも注目ポイントですね!
(ミッドナイトブルービーム・メタリック)
Aピラーからルーフ、ドアミラーにかけてが2トーンカラーとなり、Cピラーはベースカラーとなります。
1位 プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック
2トーンカラーでも話題なのは白系ボディカラーベースとなる【プレミアムサンライトホワイト・パール&ブラック】です。
透明感のあるプレミアムサンライトホワイト・パールの上半身がブラックで仕立て上げられると、全体が引き締まってバランスの良い見た目になります。
新型ヴェゼルは、格子型のグリルがボディ同色となるので、モノトーン色だと全体がぼやけてメリハリがないように感じる方も少なくないです。
そういう方にとっては、こんな配色待ってました!と言わんばかりの、魅力あふれるボディカラーのはずです。
2位 メテオロイドグレー・メタリック&ブラック
1位とは一転、同系色の2トーンカラーでさり気ない演出を楽しむ【メテオロイドグレー・メタリック&ブラック】で、力強さ・カッコよさに磨きをかけるのもいいですね。
一見わからないから、2トーンを選ぶ意味がない?いえいえ、実車を見るとその印象は払しょくされるはずです。
たしかに、暗い場所では認知が難しいかもしれません。
しかし、日中の明るい場所ではそのメリハリがはっきりとわかります。
メテオロイドグレー・メタリック自体、人気のある色なので、ほかのひとと差別化したいという方には、とても魅力的なボディカラーのはずです。
定番色系が好きだけど、ふと見た愛車の表情の豊かさを楽しみたければ【メテオロイドグレー・メタリック&ブラック】は、候補の色として非常に優秀なボディカラーです。
3位 ミッドナイトブルービーム・メタリック&シルバー
モノトーンで唯一、ラインナップされていないボディカラーが【ミッドナイトブルービーム・メタリック&シルバー】です。
どんな車種でも一定数の人気があるブルー系ボディカラーがモノトーンでは選択できないので、ヴェゼルでは貴重な存在です!
男女問わず人気のある濃紺色は、光の当たり方によってメタリック塗装の煌びやかさ・粒感が際立ち、見惚れてしまいます。
その「ミッドナイトブルービーム・メタリック」に合わせるのはシルバーです。
一気にヨーロピアンな雰囲気が高まり、圧倒的なオシャレっぽさに所有感が高まります。
近所では、なにやらオシャレな外車に乗り換えたみたいよ…と、ウワサになるはずです!!(個人の感想です(笑))
4位 クリスタルブラック・パール&シルバー
【クリスタルブラック・パール&シルバー】は、ありきたりなブラックに遊び心を持たせたボディカラーです。
ブラックの持つカッコよさに、シルバーの挿し色が組み合わさるとシャープなカッコよさに昇華します。
ただ、好き嫌いがはっきりと分かれる組み合わせ・ボディカラーとなるので、人気ランキングでは上位に食い込むことは難しかったようです。
5位 サンドカーキ・パール&ブラック
ニューモデルとして発表されたときに、インパクトを残した新色の2トーンカラーが【サンドカーキ・パール&ブラック】です。
これまで見たことのないニューカラーとだけあって、存在感バツグンです。
モノトーンよりも、2トーンカラーのほうがくどくなくて手を出しやすいという方も多いでしょう。
上品な艶っぽさと、SUVらしいカッコ良さが同居する「サンドカーキ・パール&ブラック」は、徐々にその良さに気づく人が増え、人気をのばしていくボディカラーです。
まとめ【新型ヴェゼルの人気色・ボディカラーランキング!】
初代が大人気車種としてホンダを支えたヴェゼル。
満を持して登場した2代目は、新たなホンダのファミリーフェイスを持った、シンプルで未来的な一台に仕上がりました。
そんなエクステリアに合ったナチュラルな色合いをメインに、ボディカラーをラインナップしています。
基本的には定番色に人気が集中していますが、存在感のある赤や、スパイスを加えてさり気ない個性を出した2トーンカラーも要注目ですね!