ドルフィンアンテナは全高に含む?車内の広さに影響大な数字のマジック|構造変更が必要?

【車の購入】プロのアドバイス

ドルフィンアンテナ【別名シャークフィンアンテナ】はオシャレで高級感×スポーティーでカッコいいですよね。

でもここで語りたいのはそんなことではありません。

都会などではクルマの駐車スペースが限られ、普段は立体駐車場を利用している人も多いでしょう。

 

そんな人にとってクルマの全高、たった数cmの違いは死活問題です。

また、全高と車内の広さはイコールでなくて、それはアンテナの形状が大きな影響を及ぼしているのかも!?

 

というわけでドルフィンアンテナの疑問点や、車内の広さに影響を与える数字のマジックについてプロの整備士が徹底解説していきましょう。

ヒロ
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現役プロの整備士のヒロです。
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結論:ドルフィンアンテナは全高に含む

まず結論からいいますと、クルマの全高の数値はドルフィンアンテナ(シャークフィンアンテナ)も含めた高さです。

ルーフの高さではありません。

ですので、ドルフィンアンテナを標準装備したクルマを購入する場合は、カタログの全高を元に駐車場に収まるかどうか確認すれば、まず間違いありません。

しかし、中にはロッドアンテナが標準でドルフィンアンテナはオプションで装着するクルマもあります。

そういった場合、どう判断すればいいのでしょうか。

 

ロッドアンテナの全高はどこで決まる?

ロッドアンテナの場合は、アンテナが挿さり可倒するベースがあります。

アンテナをクルクル回して取り外した状態で見た、もっとも高いところを元に全高が決まります。

アンテナは多くがルーフ後端についていますが、ボディ形状によってはルーフが後ろにかけて下がっているクルマがあります。

なにが言いたいかというと、ルーフトップよりアンテナベースのほうが低い位置にあるクルマも存在するということです。

よってロッドアンテナタイプの場合、クルマによって全高となる基準点は以下の2通りあります。

  • ルーフトップが全高にあたる場合
  • アンテナベースが全高にあたる場合

↑画像↑のクルマの場合はルーフがフラットなタイプなので、アンテナベースまでの高さが全高だと判断できますね。

 

ロッドアンテナ→ドルフィンアンテナに変更したときの全高はどうなるの?

勘のいい人はもうお気づきでしょうが、クルマによって全高の基準点がかわるのであれば、ドルフィンアンテナを装着したときの全高の判断基準も異なってきますね。

 

アンテナベースが全高の基準点の場合

この場合、ドルフィンアンテナからアンテナベース単体での高さを引き算した数値を、カタログの全高に足せば正確なクルマの全高がわかります。

ドルフィンアンテナはメーカーによって形状や大きさも少しずつ異なります。

参考までに、マツダ デミオ(現 MAZDA2)のドルフィンアンテナの高さは7cmです。

 

ルーフトップが全高の基準点の場合

ルーフトップが全高の基準点となる場合、ユーザーが正確な全高の計算をすることは難しいです。

単純にドルフィンアンテナを装着し、ドルフィンアンテナの頂点とルーフトップの高さを比較して、高くなった分だけ全高がUPしてます。

この場合、メーカー(ディーラー)に問い合わせるしかないのが正直なところです。

ただ、上記の画像(ヘタクソですみません)からも分かるように、ルーフにアンテナが装備されていて全高がルーフトップとなるのは、クルマのルーフの後端にかけて急激に下がっているようなボディデザインでもない限りかなり少ないです。

ヒロ
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多くのクルマはアンテナベースが全高という判断になるので、前者をもとに実際の全高がカタログ値に対して、どれくらいプラスになるのか計算する必要がありますね。

 

ドルフィンアンテナ交換で全高がかわると構造変更が必要?

ドルフィンアンテナに交換して全高がかわるのであれば、構造変更と呼ばれる手続きが必要で車検証に記載の全高も変更しないといけないのでは?

実は、差異が4cm以内である場合は構造変更が不要です。

ドルフィンアンテナに交換したとき、多くがこの条件内に収まるようになっているはずです。

メーカーもそういったルールを理解した上で、ドルフィンアンテナを用品設定していますからね。

 

一方で、ユーザー自身で元々ドルフィンアンテナの設定がないクルマに、社外用品を使って交換するときなどは注意が必要です。

検査員によっては、車検時に以下の要求をされる場合があります。

  • 取り外しを求められる
  • 構造変更が必要と判断される


ですので、取り付けの際は最寄りのディーラーなどで相談してみたほうが安心ですね。

 

車検証の全高とカタログの全高が違うことがある?

実はカタログに記載されている全高と、実際の全高は異なる場合があります。

これは、カタログの全高はmm表記であるのに対して車検証はcm表記で、なおかつ車検証は1cm以下を切り捨てて記載しているからです。

つまり、最大で実際の全高より0.9mm=およそ1cmは低い、もしくは高いことがあります。

よって、機械式駐車場に駐車の際は車種によって問題なく駐車できるか注意が必要です。

 

ドルフィンアンテナによる全高の数字マジック

全高の低い立体駐車場の利用を考えていて、アンテナの部分がどうなるのか気になっていた方はこれで答えが出たかと思います。

一方でアンテナの違いによる、全高のカタログ記載数値の違いはクルマの実際の室内の広さにも大きく影響を及ぼします。

しかし、その数値だけで室内の広さを判断するのは時期尚早です!

 

全高とルーフまでの高さは別もの(ドルフィンアンテナ)

先ほどチラっと、ドルフィンアンテナ単体での高さが【7cmも】ある例を紹介しました。

どうです?意外と高さがあると思いませんでしたか?

仮にここに同じ全高のクルマが2台あるとします。

  • アンテナがウィンドウガラスに内臓タイプのもの
  • ドルフィンアンテナタイプのもの


この2台の【ルーフ】の高さを見たとき、最大でドルフィンアンテナの高さそのままの7cm、高さに違いがある場合がでてきます。

ルーフの高さはそのまま室内高に影響するものです。

 

ヒロ
ヒロ

ちょっと言ってる意味が分からないという人は、下の画像を見ればどういうことか理解していただけるかと思います。

※シャークフィンアンテナ=ドルフィンアンテナ

具体的な例【ドルフィンアンテナによる全高の数字マジック】

同じマツダのCX-30と、CX-3というSUVがその比較にもってこいです。

引用元:https://motor-fan.jp

 

引用元:https://www.mazda.co.jp

この2台の特徴は以下のとおりです。

 

車種 全高(カタログ値) アンテナのタイプ
CX-30 1540mm ガラス内蔵タイプのアンテナ
CX-3 1550mm ドルフィンアンテナ

 

CX-3のほうが全高は高いですが、圧倒的に後部座席が狭いです。

もちろん、フロアの高さやシートの厚みなどによっても変わってきますが、まさにこれぞ室内の広さを語る上で全高の数字に惑わされるな!=数字のマジック!…という具体例です。

室内で撮影した写真があるので実際に見ていただきましょう。

 

全高1550mmのCX-3の場合は頭が当たってしまう。

 

全高1540mmのCX-30の場合は手のひら一枚分、頭上に余裕がある。

 

クルマのプロから一言アドバイス!!

ヒロ
ヒロ

全高の数値だけ見て、ほんとうの車内の広さを判断・予想はできない!

必ず、実車を見て・乗って確認しようね!!

 

まとめ【ドルフィンアンテナは全高に含む?車内の広さに影響大な数字のマジック】

最後に改めてわたしが伝えたいことを5つにまとめます。

 

  1. ドルフィンアンテナは全高に含む

  2. ロッドアンテナはアンテナベースまでが全高に含まれる

  3. オプションでドルフィンアンテナを装着するときは、カタログ値の全高と異なる可能性がある

  4. よって、都会でよく見る【高さ1550mm制限】の機械式駐車場利用の際は注意!

  5. 室内の広さを見るときに、全高の数字だけに惑わされないで!CX-3とCX-30のような逆転現象もある

 

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