あなたが転職を思い立った理由は何ですか?
- 残業時間が多くて毎日疲れた…
- サービス残業が多くて我慢できない
- 気に入らない先輩・上司がいる
- パワハラ・モラハラがある
- 給料が安い
- 出世したいのに、それが見込めない
転職を思い立つ理由はひとそれぞれですが、ネガティブな気持ちのままでは、うまくいくものもうまくいきません。
どうせ、今のイヤで抜け出したいと思っている環境を転職によって打開できるんですから、前向きに上を向いていきましょうよ!
わたし自身も転職経験者です
わたしも、キッカケはみなさんと同じくネガティブなものでしたが、最終的には前向きなものへと変化していきました。
この記事では、【20代前半の自動車整備士】の転職活動のお力になるような、参考になるようなことを
- 現役整備士
- 工場長経験あり
- 転職活動経験2回(25歳・31歳)
- 転職経験1回
- 国産ディーラー整備士から外車ディーラー整備士に転職
という、わたしの経験をもとにしっかりと解説していきます。
20代前半の自動車整備士の強み
ひとえに自動車整備士といっても、スキル・やってきたことは人それぞれ違います。
しかし、まずは転職活動を始めるのに際して「20代前半の自動車整備士の強み」を理解しておく必要があります。
また、これは先方の企業からも求められていることとも言えます。
わかりやすいものを3つ、具体的に解説します。
若さゆえのフレッシュさ
「若さゆえのフレッシュさ」は大きな強みです。
フレッシュさといっても色々な意味合いがありますが大きく分けると、以下の2つがあります。
- 若さゆえの元気の良さや(本人の人柄)
- 若いからこそ、今後の伸びしろが期待できる(会社の期待値)
当たり前のことですが、人柄としてのフレッシュさ…つまり、あなたの第一印象は何より大切なことです。
30歳、40歳となれば「いい大人」ですが、20代前半はまだまだ良い意味で若輩者です。
最低限のマナーと節度があれば、多少の失礼があってもグイグイ攻める姿勢やヤル気、元気さがあれば企業としてはウェルカムです。
あくまで感覚的な問題ですが、これが許されるのも20代前半だからこそという一面もあります。
また、企業の人事部や本部スタッフに聞くと、最近は昔ほどそういった勢いがあって自己主張のある社員が減っているようで、すこし寂しというのが本音なのだとか。
(これは①わたしが以前いた会社②わたしがいま在籍している会社③ほかのディーラーに転職した先輩のいる会社…いずれにも当てはまる共通点です)
あなたがこのような人物像に当てはまるのなら、転職成功組に大きく近づいているといっても過言ではありません。
一方で、会社としては若い人材のほうが雇ううえで、今後のキャリアプランを多岐に描くことができます。
これも20代前半だからこその強みですね。
20代前半という年齢が持つ武器は、大いにアピールしていきましょう。
具体的には…
- まだまだ、若輩者ですがフレッシュさでは負けません。
(笑顔でハキハキと言う) - まだまだ、知識や技術も発展途上なので普段から勉強も積極的に行おこない、一人前になるべく頑張っています。
このようなことを面談でサラッと言えるようにすれば、かなり好印象です。
面接官も
「ぜひ、こんなフレッシュな若者と一緒に働きたい」
と思ってくれます。
固有の知識・技術に染まっていない
いま、勤めるメーカーのクルマに詳しいことは大きな強みです。
ただ、それにどっぷりとハマってしまうと
「僕が今これだけ仕事ができて、結果が残せているのは今在籍している会社(メーカー)だからなのでは?」
「新しいメーカー(ブランド)で働くとなったときに、同じようなパフォーマンスが発揮できるだろうか…」
と、マイナスの方向に発想が及んでしまします。
実際に、全国サービス技術大会に出場・メーカー資格も最上位まで取得するなど、30歳を過ぎて社内で一定の評価をもらっていたわたしは、
これまで積み上げてきたキャリア・スキルが0になってしまうのは【もったいない】
…と、転職におおきな不安を抱えていました。
ほかの諸先輩方も、
と、よく言います。つまり、
できることなら転職したいけども、年齢的なものがそれを許させないことが足かせになっている
ということですね。
そういった意味合いからも、20代前半でまだ勤めているメーカーの色に良い意味で染まりきっていないのであれば、転職活動における精神的な面の負担が小さいです。
転職したくても転職できないひとたちが実際にいる現状、20代前半で転職を考えているひとは圧倒的に動きやすく有利なのです。
資格取得・競技会出場は間違いなくキャリアアップできる
転職活動において資格の保有や競技大会出場の実績は、先方の会社があなたの実力を判断するための、わかりやすい指標のひとつです。
これまで中途採用者を見てきたり、自分自身も転職活動を2回経験してきた中でいえることは、これらの実績を武器にすれば、待遇・年収アップで転職活動に成功する確率が格段に上がるということです。
面談時・履歴書への記載等は、些細なことでも確実に取りこぼしのないようにしてアピールしましょう
資格取得の実績は大きなアピールポイント
まわりを見渡してみると、初級資格でさえも入社から5年、10年経っているのにまだ取得できていない社員は意外と多くいます。
- 5年目まででB級取得していれば、かなりまれで手放したくない優秀スタッフ
- 5年目まででC級取得していれば、今後期待できる優秀スタッフ
- 5年目までで無資格であれば、ちょっと問題かなぁ…と思われるスタッフ
そこで、20代前半という若いうちからきちんと必要最低限の勉強をして、確実に【資格取得】という形でステップアップできていることは、大きなアピールポイントです。
これがたとえば、すでに30、40歳ともなれば
- 「資格は持っていて当たり前」
- 「え?逆にまだ資格とれていないのはヤバいでしょ…」
という風に思われてしましますからね。
また、検査員資格を保有していることも大きな強みです。
検査員資格は取得するのに費用も時間も掛かるので、会社がその負担をすることなくに検査員資格保有者を迎え入れれるなんて、会社側にとってはそんなラッキーなことありません。
ましてや、それがまだ20代前半の若いスタッフならなおさらです。
また、
- 【中古車査定士】
- 【保険の募集人資格】
- 【ガス・アーク溶接講習修了証】
- 【危険物取扱者免状(乙四など)】
…等を保有しているのであれば、とりこぼしのないよう確実に把握しておきましょう。
競技会出場実績は胸を張ってアピール!
すこし厳しい言い方をしますが、競技大会の出場は【できない整備士】には成しえません。
メーカー主催の競技大会(サービス技術大会など、言い方はメーカーそれぞれですね)の選手に選ばれるのはもちろんのこと、社内で行われる競技大会に店舗代表で出場した経験があることも、十分なアピールに繋がります。
わたしが、以前在籍していたメーカーには、入社4年目までの若手社員を対象とした、個人の整備スキルを競う「サービス技術ユース大会」というものがありました。
チーム戦の「サービス技術大会」は、中堅~ベテラン社員でなければ実力的に出場できなかったので、こういったものがあるメーカーであれば、よりアピールチャンスは拡がりますね。
- 競技会を通して学んだことを日常業務に活かせている
- 競技会で学んだことを後輩エンジニアにも展開して、店舗のチーム力の底上げをしていきたい
のように、競技会出場をとおして、次に自分自身ががどうしたいか?どうなりたいか?のビジョン(将来像)を、明確にできていることが最重要です。
20代前半の自動車整備士が習得しておくべき知識・技術
20代前半の自動車整備士が習得しておくべき知識・技術は、先ほど解説したように資格の取得はもちろんですが、なによりもっとも大切なのはどれだけ日常業務が行えるかですね。
転職活動をとおして感じたのが、先方の会社はひと月あたり、または一日の以下の数字を参考にあなたの実力をある程度、把握します。
- 車点検の実施台数とその売り上げ金
- 一般整備の実施台数とその売り上げ金
- 一日当たりの処理台数とその内訳
このことから、一般的な車検や一般整備が人並のスピードで実施できてさえいればOKという印象があります。
面談の時点では、深く知識力・技術力を問われることはありません。
単純に車点検と簡単な一般整備だけを毎日こなす仕事内容であれば、20代前半とは言えキャリア的には少し厳しいと言わざるを得ないでしょう。
そして、もちろん上記の数字は取り扱い車種や店舗によっても大きく異なってきます。
その際は、その要因(【洗車は全数、整備士が実施している】【整備時間が乗用車より多くかかる商用車をメインとしている】など)を、きちんと説明できるようにしておくと完ぺきです。
20代前半だからこそできる転職がクセづかないための転職活動
転職活動は決して、ネガティブなものではありません。
むしろ、今後はもっと活発になり労働者の立場が上になるべきです。
しかし、まだまだ日本ではそういた風潮はベンチャー企業や、ほんの一部の企業に限られた話です。
自動車整備士の世界【自動車ディーラー】は、悲しいかなまだまだ古い考え、制度のところがほとんどです。
とは言え、自分自身もできることなら何度も転職をしてメンタルを消耗するのはしんどいです。
ましてや今後、結婚して子どもができて、住宅を購入となれば安定的な収入・安定的なライフプランの設計はより重要となっていき、さらに転職のハードルは高くなっていきます。
いま転職はしたいけれども、転職がクセづいてしまうのは今後のことも考えると避けたいところです。
そこで、20代前半で自動車整備士の転職を考えているあなただからこそ可能な、
こんな手があったか!!!!( ;∀;)
という転職活動のかたちがあったのです。
ちなみに簡潔に答えを言っておくと、派遣の整備士になるということです。
え?派遣??正社員じゃないの?
というモヤモヤもあるかもしれませんが、そのあたりもしっかりと解決します。
わたしがなぜ、20代前半の転職活動で「派遣の整備士」をオススメするのかというと
実際に働いてみるまで分からない
この一言に尽きます。
もし、次の会社に正社員で入社して今いる会社よりヒドイ職場だったらどうします?
また、メンタルを消耗して転職活動をしますか?
そんなこと、バカらしいです。
わたしが言いたいのは以下のことです。
- まだ若くて時間のある【20代前半】だからこそ、転職というチャンスに
↓↓↓ - 派遣という選択肢をして
↓↓↓ - 派遣社員としてさまざまなディーラー・整備工場の内情や将来性を見極め
↓↓↓ - 自分に合った会社を見つける
では、そのための方法をオススメの転職サイトと共に紹介していきましょう
整備士に特化した転職サイト【レソリューション】って?
参考までにわたしが実際に登録していた転職サイトは
- リクナビ NEXT
- en転職
- ビズリーチ
- レソリューション←New!
自動車整備士専門求人 業界シェアNo.1 レソリューション
です。
結果的には、リクナビ NEXTを利用しました。
ビズリーチは、ごめんなさいサイトが見にくくて使いづらかったで
そして、今の会社に内々定をいただいたくらいのタイミングで新た
これが、結構目からウロコでいまの会社に決まる前に見つけていれ
それと同時に、転職を考える20代前半の自動車整備士のみなさん
- 転職がクセづかない転職活動
- 将来を見越した転職活動の第一歩
として、レソリューションを紹介させていただきます。
エージェント形式をとっている転職サイトが、従来型の転職サイトと比較してもかなり台頭してきています。
エージェント形式の転職サイトのメリット・デメリットや各社の比較を、実際に何度も転職して成功実績のある方が運営しているサイトがあります。
これがとてもわかりやすく、利用時にはかなり参考になると思うので一度のぞいてみてください。
きっと、あなたの転職したい気持ちにメラメラと火をつけてくれるはずです!
レソリューションは整備士専門の転職・求人サイト
まず特筆すべきはレソリューションは、整備士に特化した転職・求
また、自社の整備士を派遣する人材サービスも展開しています。
↑今回は、この点がわたしがオススメするポイントですね!
【今だけ!】時給3,000円で働いて月収50万円なんて、ど うせウソでしょ
そんなレソリューションですが、今とある国産メーカーの
内容と理由は明記されていませんが、これはわたしの推測なのですが、大
リコールはお客さまの安心・安全な運転に起因する重大な問題のた
しかし、整備工場には車検に代表されるような日常業務があります
リコール作業が圧迫して日常業務に支障をきたすようでは本末転倒
そうなってしまっては、ディーラーの整備部門そのものがめちゃく
もちろん、そんな最悪な事態はどんな手を使ってでも避けなければ
そのために、会社は余分にお金を出してでも人手が欲しいのです。
私たち整備士の1時間当たりの工賃レートは、メーカーや工場にも
見出しにもあるように時給3,000円を新しい人材(レソリュー
ちなみに時給3,000円あったとして、月給になおすといくらに
- 3,000円×8時間=24,000円/日
- 24,000円×20日間=480,000円/月
1ヶ月で10〜11日も休んだうえで、残業0時間の計算ですが、
ふつうに、すごくないですか?
ボーナス無しでも年収になおせば、およそ700万円です。
夢がありますね〜
もちろん、全てのひとが時給3,000円からスタートできるわけ
自分には合わないなと感じたら、もちろんやらなければいいだけの話ですからね♪
自動車業界の求人しか掲載されていないので仕事を見つけやすい
レソリューションは自動車整備士に特化した求人サイトなので、求人が探しやすいです。
大手転職サイトはキーワード検索しても、自動車整備士の経験を活かした仕事も出てきたりするので、求人情報を絞るのが手間だったりするんですよね~
このように例えば、兵庫県神戸市内で検索すると数十件の求人が出てきますが、国産・外車問わず正規ディーラーはもちろんのこと、ガソリンスタンドや町の整備工場、カー用品店、大型専門の整備工場など幅広い仕事から自分に合ったものを見つけることができます。
さらにみずから職場を開拓して売り込むのではなく、求人情報から担当者と相談しながら行き先を決めることができるので、簡単に仕事を見つけることができます。
かならず転職する必要なんてなし!まずは気軽に業界内の話を聞いてみよう
自動車整備士のみなさんは夜遅くまではたらき、休みの日は日々の疲れを癒す、またはストレスを発散させたりと、忙しいはずです。
転職をするにしてもしないにしても、話を聞いたりリサーチに時間をかける暇なんて正直言ってないでしょう。
レソリューションは自動車整備士を専門に取り扱っているからこそ、そういった事情も十分に理解しています。
実際にこちら側の都合のよい場所まで赴いてくれての面談はもちろんのこと、電話での相談にものってくれます。
レソリューションは全国20か所(2020年)に拠点を構えています。
それぞれの地域に根差した、整備士業界の事情やアドバイスを直接話をして得ることができます
登録が圧倒的に簡単(1分で終わる)
もちろん、いきなり自分から電話なんて敷居が高くて躊躇してしまうのであれば【お問い合わせフォーム】より、簡単に必要な情報を入力して送信すればOKです。
よくある大手転職サイト(リク○ビ、ビ○リーチ)などでは、経歴や保有資格等をかなり細かく入力する必要があります。
ちなみにどちらもわたし自身、実際に登録していますが登録段階で心が折れかけました(笑)
しかし、以下のスクショ画面からもわかるように、レソリューションでは本当に簡単なものだけなので、情報入力途中で面倒になって結局やらずに終わってしまう…なんてことありません。
転職活動をしていて思うことが、先方と面接までしてしまったらその会社に決めてしまわないと、なんだか気まずいのでは…と不安に感じたりしませんか?
わたしが転職支援会社で自動車整備士のスカウトをしているひとに伺ったのですが、10人面接しても1~2人決まれば良いほうで、ほとんどのひとが辞退しているそうなのです。
数社受けた結果ほかのところに決めたり、やっぱり今の会社に残ろうという判断を下したりその理由はさまざまです。
結局、なにが言いたいかというと…
- そんなに気負わないで
- 気軽に転職サイトに登録して
- 実際に行動して
- 実際に業界内のいろいろな景色を見てみる
その結果、転職するのもOKだし、外の景色を見て・知って納得したうえで今の会社に残ることもOKということです。
まとめ
自動車整備士という仕事をしていると、日常の現場だけではなくSNS等でもネガティブな話しか聞きません。
しかし、TwitterなどのSNSでわざわざ、仕事でよかったこと・嬉しかったことをツイートするよりも愚痴や不満をツイートしてしまうのは、現代人の自然な流れです。
よって、そういった声を多く耳にしたり目にしたりするのは当然のことです。
ただ、そういったものを鵜呑みにして自分をよりマイナス方向に導いてしまうのは良くありません。
こんなに前向きな気持ちになれる転職は既に成功しているのかも知れません。。 https://t.co/eSO95kd2WO
— 整備士転職ナビ@管理人 (@SEIBISHInavi) February 13, 2020
いろんな会社あると思うけど
— OFJ@WORKS 子供に指さされる車に乗ってます😇 (@ofj_works3600) November 26, 2019
この額はきついなぁ
今の仕事整備士やけど待遇もいいし給料面も申し分ないしほんま転職して良かったとつくづく思う思うわ
確かに、自動車整備士の業界は闇深い部分もありますが、その反面、ホワイトで誇れる会社が存在するのも事実です!
ぜひ、派遣の自動車整備士というカタチで、あなたが思う【最善の職場】を見つけてみてはいかがでしょう。
20代前半の若いあなただからこそできるチャンスだと思いますよ。