こんにちは!プロの現役自動車整備士、ヒロです!
昨今、ドライブレコーダー(以下.ドラレコ)の必要性・需要が高まっています。
今や社会問題のひとつにもなっている、危険運転やあおり運転から自らの身を守るためにドラレコは必要不可欠だからです。
もしなにかあっても、動画という確固たる証拠があれば、悪質なドライバーを相手に泣き寝入りすることもありません!
しかし、これまでは車両の前方のみ撮影できていればよかったものの、クルマから降りてきてドライバーに対して暴力を振るう犯罪者も少なくなく、前方のみ撮影する一般的なドラレコではこういったトラブルの証拠を残すことはできませんでした。
そんななか、今では車内も同時に撮影できるドラレコの人気が急上昇していて、わたしが勤める整備工場でも360°撮影タイプのドラレコの装着率が目に見えて増えてきています。
この記事では360°撮影タイプのドラレコのなかで、あなたにぜひオススメしたいものを、プロの自動車整備士であるわたしが厳選して紹介していきます。
もちろん良いところだけでなく、悪いところもしっかり紹介していきますよ!
DRV-C750【KENWOOD(ケンウッド)】360°ドラレコおすすめ①
2020年9月新発売の360°撮影対応のドラレコは、詳細を別の記事にてくわしく解説しています。
ダクション360S【CARMATE(カーメイト)】360°ドラレコおすすめ②
まず紹介するのが、さまざまなカー用品を展開するCARMATE製の【ダクション360S】です。
ダクション360Sの良いところ
側面までもはっきりと撮影 |
ドラレコがスマホと無線LANで通信ができ、すぐに撮影動画の確認が可能 |
駐車監視オプション装着で最大30分の駐車常時録画 |
LED信号やナンバーもはっきり!高画質な撮影動画 |
ダクション360Sのすごいところは、前後2ヵ所に360°カメラを搭載したことで前方・側方・後方すべて死角なしで、はっきりと撮影できるところです。
危険な幅寄せや、並走運転も確実に撮影できるところは非常に心強いですね。
また、無線LANによる通信機能を搭載していて、スマホアプリをダウンロードすれば、その場で映像の確認が可能です。
これまで、帰宅してわざわざドラレコからSDカードを取り出して、映像を確認・・・という行為が手間を感じ、煩わしくありませんでしたか?
スマホさえあればそんな煩わしさとはおさらばです。
また、スマホアプリを使えば以下のような操作が可能なので、一部紹介します。
動画の明るさを調整可能 |
スマホでリアルタイムの映像を確認(リアルタイムビュー) |
スマホからの操作で録画の開始・停止や、静止画の撮影が可能 |
スマホに動画をダウンロードすることが可能 |
撮影データを一部のSNSで共有できる |
夜間の映像で暗くてよく分からないということがあっても、画質はそのままに明るさを調整することができるのは心強い機能ですね。
また、スマホから手軽に動画の共有ができるのも専用のアプリがあるからこそできる機能ですね。
ダクション360Sの悪いところ
本体が高額で実勢販売価格は、6万円前後 |
駐車監視オプション【DC201】が販売価格1万円以上と高額 |
専用のmicroSDカードが必要 |
はっきり言って、ドラレコとしては申し分のないクオリティを誇るダクション360Sなのですが、それが故の欠点が本体価格が高額すぎるところです。
わたしがいつも利用している楽天市場で確認すると、販売価格は【58,500円~64,000円】とビックリするほど高いです。
あわせて、駐車監視モードを利用するためには、オプション用品を購入しなければいけません。
こちらも実勢販売価格は1万円以上と高額となります。
オプションも購入して、お店に取り付けもお願いすると、85,000円くらいいってしまうことも・・・。
また、このドラレコを使うには専用のmicroSDカードの使用が必須となっています。
え?ほんとに?ふつうに市販の
microSDカードでも大丈夫でしょ!
と、わたしも考えたのですが・・・
【市販品では使えなかったので、素直に専用品を買ってください】
という購入者のレビューがあります。
また、専用のmicroSDカードはぜんぶで3種類あります。
こちらもやはり高額になりがちで、おおむねの実勢販売価格は以下のとおりです。
32GB・・・およそ5,200円 |
64GB・・・およそ7,350円 |
128GB・・・およそ13,900円 |
品質の確かなものを得るには、それだけのお金がかかるということでしょうか(泣)
簡単に購入できる価格ではないので、躊躇われるところもあるかもしれませんが、実力と使い勝手は申し分ないです。
わたしも正直、お金があれば買い換えたい機種です。
購入はネットショップが安いので気になった方は、以下のバーナーリンクからどうぞ。
microSDカードは以下の3種類で、CARMATEの公式ストアが最安ですね。
\↓↓↓↓/
また、ダクション360Sの商品を紹介している公式サイトには、以下のリンクから飛べますよ!
\↓↓↓↓/
HDR360G【COMTEC(コムテック)】360°ドラレコおすすめ③
次に紹介するのが、レーダー探知機やセキュリティシステムで有名なコムテック【HDR360G】です。
HDR360Gの良いところ
夜間も明るく、LED信号にも対応済み |
素人でも簡単に装着可能なシガープラグ電源付属 |
2.4インチの液晶画面付きで、本体で撮影動画の確認が可能 |
オプションの駐車監視機能で最大12時間の録画が可能 |
安心の日本製品で信頼性は抜群です。
実は、わたしの勤めるディーラーで取り扱っている360°タイプのドラレコがこの、【HDR360G】です。
夜間でもくっきり分かる明るさや、LED信号への対応・地デジアンテナやナビへのノイズ対策などはコムテックでは、もはや当たり前ですね。
本体には2.4インチの液晶画面がついているので、本体を操作して撮影動画の確認が可能です。
この画面では球体の映像で、きちんと撮影できているのかわかりづらいですが、PCで専用のビューアーソフトで見れば360°きちんと撮影できていることが分かります。
\↓↓【コムテックの公式アカウントのYOUTUBE動画で確認できます】↓↓/
また、別売りのAVケーブルを使えばお使いのナビ画面で撮影動画の確認もできます。
ただし、対応しているか否か要確認です!!
\↓↓【別売りのAVケーブルはこちら】↓↓/
電源の取り出しはシガーソケットに挿すだけでOKなので、クルマのことが分からない素人さんでも気軽に・簡単に・すぐにでも使い始めることができます。(ちなみにおよそ4mもあるので十分な長さがあります)
もちろん、配線などを目立たせたくない人はクルマ屋さんで取り付けしてもらえば良いでしょう。
そんなときは、以下のような電源ソケットを使えば、目に付かないダッシュボード裏の車両配線から電源の取り出しをおこなうことができます。
\↓↓【エーモン製の電源ソケットはこちら】↓↓/
実はこれもわたしの勤めるディーラーで使用しているものです。(笑)
某大手カー用品店でも取り扱っている安心の日本製ですよ♪
HDR360Gの悪いところ
画質が悪く、前後のクルマのナンバーまで確認できない |
本体が大きく、取り付け位置に苦慮 & 視界に入り煩わしい |
PCの専用ビューアーソフトがうまく作動しない事案が多発(環境) |
一方で、ドラレコとして肝心の画質が物足りないというレビューが、購入者の声から多く見られます。
360°を撮影するために採用されている魚眼レンズだと、遠近感が極端に大きくなってしまい、後方に映るクルマなどが小さく録画されてしまいます。
後方車両のナンバーの確認は到底できないようで、あおり運転を受けたときなどにナンバーの確認ができません。
合わせて、正面方向も距離が拡がるとナンバーの識別が難しいようで、画質にもしっかりとこだわりたいのであれば、以下のような前後別体の2カメラタイプでリヤガラスにドラレコ本体を取り付けるタイプのものが、断然おすすめです。
\↓↓【同じコムテック製のオススメ前後2カメラタイプです】↓↓/
とは言え、HDR360Gは車内を撮影する分には特に問題はないでしょう。
また、2.4インチの画面を備えていることによって、本体が大きいところがデメリットです。
クルマによっては取り付け位置に苦労することもあり、場合によっては視界に入り運転の邪魔になってしまう可能性もあるので注意が必要です。
さらに口コミでよく見受けられるのが、動画を見るための専用ビューアーソフトが使えないという声です。
専用ビューアー起動のためのPCの推奨スペックが「Core i5 プロセッサ 2.6GHz同等以上」で、この条件が少々厳しいことが原因のひとつです。
ご自宅のPCで使用可能なのかの確認が必須ですね。
ドラレコ本体の機能や使い勝手などで少々、気になるところがありますが、それでも360°タイプのドラレコとしては、安心の有名メーカー【コムテック製】ということで、クオリティは十分に高い部類です。
こちらも、購入はネットショップが安いです。気になった方は、以下のバーナーリンクからどうぞ。
ちなみに、16GBのmicroSDカードが付属しており、容量は8~32GBで対応しています。(class10推奨です)
HDR360Gを紹介している公式サイトには、以下のリンクから飛べます!
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今後も取り急ぎおすすめのドラレコを追記予定!
まだほかにもある360°タイプのドラレコを、今後追記して紹介していきますのでお楽しみに!