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あおり運転のBMW X5【車に罪はない】車そのものは良い車なので紹介!

悪質なあおり運転の末、被害者を殴打した映像が国民に衝撃を与えた、茨城県内の常盤自動車道で2019年8月10日に起きた事件は、この記事を見ているあなたの心もきっと痛めたはずです。

あまりに理不尽な行いに、怒りや悲しみ・・・さまざまな感情が湧きおこってきますよね。

また、それと同時に注目を集めたのがあおり運転に使用された【BMW X5】が、容疑者自身のものではなく、神奈川県内の自動車ディーラーから貸し出されたものだったということです。

こういった事件があると、どうしてもクルマそのものにも注目が集まります。SNSなどでも以下のような意見を目にします。

 

  • BMW(外車)はオラついた運転をするヤツが多い
  • BMWな成金が乗るイメージ
  • 成金は性格が悪い。だからあのような行為に及ぶんだ

 

どうしても、こうしたマイナスのイメージが先行して人々の記憶に残ってしまいます。

でも、クルマそのものにはなんの罪もないんですよね。

なんなら、映像を見て不謹慎ながら「このクルマ、カッコいいよね」と思った方もいるはずです。

この記事はそんな【BMW X5】に興味を持ったあなたに、このクルマの魅力をお伝えする内容となっています。

 

ちなみに以下のリンクから、宮崎文夫容疑者についてまとめた記事に飛ぶことができるので興味のある方はどうぞ。

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目次

BMW X5は車両本体価格920万円~の高級車

あおり運転の容疑者が乗っていた代車のBMW X5は、車両本体価格920万円~という高級車です。

 

ヒロ
ヒロ

一般的なサラリーマンの筆者には、当たり前ながら買えるようなクルマではありません。(笑)

 

【BMW X5 M】というグレードになれば車両本体価格1,681万円にもなります。

新車での購入価格は、総額でおおよそ1,000万円~2,000万円と予想できます。

 

また、このモデルは2019年2月に販売が開始されたばかりの新型車です。

X5としては4代目になります。

 

(M5はぶっ飛びすぎててクルマとしては別モノといっても過言ではないので、これ以降の記事の内容はM5をのぞいた内容になります。)

 

さすが高級車!BMW X5の運転支援・予防安全機能

もっとも安いグレードでも1,000万円近い値段がするだけあって、クルマとしての仕上がりも素晴らしいものがあります。

それは、いまもっとも自動車ユーザーが関心を寄せる自動ブレーキに代表される【予防安全機能】や【運転支援機能】も同様です。

 

【日本初】BMW X5のハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能。

この運転支援機能は、渋滞時に一定の条件を満たすとアクセル・ブレーキだけでなくハンドル操作までも支援してくれるという優れものです。

3眼カメラを搭載していて、それぞれ

  • 車両周辺監視用
  • 中距離検知用
  • 長距離検知用

となっています。

高性能なカメラを使い、かつ優れた演算処理により【アクセル+ブレーキ+ハンドル】アシストをしてくれる【ハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能】により、渋滞走行も楽チンですね!

 

3眼カメラによる広い安全視界

国内メーカーにおいて、自動ブレーキで高評価を得ている【スバルのアイサイト】でも現在は、デュアルカメラ(2眼カメラ)です。

そのさらに上をいく3つのカメラを使っているのですから、高性能でないはずがありませんよね。

それぞれのカメラの性能は以下のようになっています。

カメラの種類 検地距離 視野角度
車両周辺監視用 20m 150度程度
中距離検知用 120m 52度程度
長距離検知 300m 28度程度

 

濃霧や豪雨などの悪天候時でも前方車だけでなく、さらにその前のクルマまでも認識しており、高い信頼性を確保しています。

この3つの高性能なカメラだけでなく、ほかにもレーダーセンサも組み合わせることで、BMW X5は、危険予測向上衝突回避・被害軽減ブレーキにおいても高次元の性能を実現しています。

 

引用元URL;https://bmw-3.jp/safety.html

 

リバース・アシスト/ 後退時ステアリング・ アシスト機能

BMW X5は、35km/h以下で走行時に直近50mのルートを自動的に学習していています。

バック時にセンターディスプレイに表示される指示に従ってゆっくりアクセル・ブレーキ操作をすると、自動でステアリング操作をおこない正確にバックすることが可能です。

先が行き止まりの細い1本道などではとても便利でしょうが、なかなかそのようなシチュエーションはないかもしれませんね。(笑)

 

そのほかの安全装備も当然ながら装備

BMW X5は、国産車でも当たり前になってきた各種安全装備も標準装備しています。

主なものをピックアップして紹介します。

 

ACC/アクティブ・クルーズ・コントロール(ストップ&ゴー機能付)

0km/h~で可能な前車自動追従型のクルーズコントロール機能により、頻繁なストップ&ゴーで疲労感を感じやすい渋滞や市街地走行もラクラクです。

(もちろん100%システムを信頼するのは禁物です!)

 

レーン・ディパーチャー・ウォーニング & ステアリング&レーン・コントロール・アシスト

カメラで認識した車線を逸脱したときには、ドライバーに警報でお知らせ。

また、認識した車線内の中央付近を走るために、ハンドル操作もアシストしてくれます。

車線逸脱警報システムの【レーン・ディパーチャー・ウォーニング】は70km/hでの作動ですが、もっと低い車速域から可能なクルマはあるので、この点はまだこれから改善の余地がありますね。

 

レーン・チェンジ・ウォーニング&クロス・トラフィック・ウォーニング

左右後方の死角になりやすい部分のクルマをセンサーで認識。

車両後方よりクルマが来ているのに車線変更しようとすると、警報によりお知らせ&ステアリング操作に介入して走行車線を維持します。

また、駐車場などで後退して車を出すときには特に後方視界が悪く危険ですが、同じセンサーによりドライバーに危険をお知らせします。

 

パーキング・アシスト

縦列駐車って難しくて苦手な人も多いはず。

それこそ自動車学校でやって以来やった覚えがない人も多いのでは?

BMW X5はセンサーで縦列駐車が可能と判断できた場合に、ステアリング操作を自動でおこないます。

ドライバーはアクセル操作とブレーキ操作をおこなうだけでOKです。

 

燃費性能にも優れたトルクフルなハイパワーエンジンを搭載

BMW X5に搭載されるエンジンは1種類のみです。

【3.0L直列6気筒ツインパワー・ターボ・ディーゼルエンジン】

ディーゼルエンジンはトルクフルで力強い加速力が魅力です。

そんなエンジンの最大トルクは620Nm(63.2kgm)です。

この力強さがどれほど凄いのかというと、0-100km/h加速タイムが6.5秒という、そこいらのスポーツカー並みの加速性能が実力を物語っています。

 

参考までにトヨタ86はメーカー公表が6.8秒で、実際には7.4~8.6秒といわれています。

 

また、実燃費は13km/L前後です。

車両重量がゆうに2tを超えるような車格や、エンジン排気量を踏まえると十分に優秀な燃費だといえるでしょう。

みんカラ
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さらに使用する燃料は軽油なので、ガソリンエンジンより安いことも大きな魅力ですね。(欧州車は燃料代がハイオクが指定燃料)

仮にハイオクが150円だとした場合、軽油は120円ほどになるのが平均的でしょう。

この場合、それぞれ60L給油した場合の合計金額は9,000円と7,200円で、その差は1,800円です。

 

ヒロ
ヒロ

チリも積もれば・・・。この差はとても大きいですよ!

 

四輪アダプティブ・エア・サスペンション

BMW X5くらいの車格になれば、電子制御式のエアサスが標準装備…とまではいきませんが、【M Sport】グレードはオプションで装着することができます。

四輪アダプティブ・エア・サスペンションは積載量が変化しても車高を上下40mmまで自動で一定に保ち、高い走行性能を発揮します。

もちろん手動で車高を調整することも可能です。

 

近未来的なスピードメーターをはじめとしたBMW X5の高級感ある内装

 

どうですか、この未来間を感じるデジタル液晶のメーターは!!

BMW X5には、12.3インチのフル・デジタル・メーター・パネルが採用されています。

 

ヒロ
ヒロ

かっこよすぎる・・・

必要な情報が集約され、ドライバーは目の前に表示されるので目線移動も最小限で済みますね。

特にナビ案内がメーター内で表示されるのはとても便利ですよ。

 

 

X5くらいになると、高級感のあるインテリアデザインと素材使いによって、居心地のよさそうな空間ですね。

BMWはシンプルなインテリアで、以前はメルセデスベンツなどと比べるとチープだという印象を持つひとも多かったです。

しかし、それもある意味クルマ作りにおいて、ドライビングプレジャー(駆け抜ける喜び)をもっとも大切にしているBMWらしさでもあります。

 

ドライビングプレジャーを感じるBMW X5

ドライビングプレジャー(駆け抜ける喜び)という言葉が出てきましたが、BMW X5はほぼ50:50という車両重量配分を実現しています。

重量配分は動力性能を語る上で重要な項目で、【50:50】が理想とされています。

さらに、伝統的なエンジン縦置き×FRレイアウトの4WDは基本的には後輪に動力を伝え、必要に応じて電子制御によって前輪に動力を分配しています。

SUVといえど、「走りに妥協しない」・・・そんなBMWのこだわりが見てとれます。

 

まとめ 《あおり運転のBMW X5【車に罪はない】車そのものは良い車なので紹介!》

BMW X5は走りよし、機能・性能良し、見た目よしの高級外車です。

3拍子そろった魅力的なクルマだからこそ、今回あった茨城県内の常盤自動車道での悪質あおり運転事件に使われたことは非常に残念でしたね。

少しマイナスイメージが着いてしまった感はあるかもしれませんが、クルマそのものの実力にかわりはありません!

このクルマに興味が湧いたあなたはぜひ、実際にBMW X5を見るために、一度BMWディーラーに足を運んでみてはいかがでしょうか。

実際に目にすると、さらにこのクルマの魅力が伝わるはずです!

 

また、クルマの乗換えを考えているあなたは一度、ネットで無料査定をして今乗っているクルマがどれくらいの値段で買取りしてもらえるのか調べてみるのもよいかもしれませんね。

以下のバーナーより査定サイトに飛ぶことができますが、簡単に情報入力するだけでいいのはもちろんのこと、一括査定サイトにありがちないろいろなところからの電話が鳴り止まない・・・なんてことがないのでオススメですよ!

 

 

この記事を書いた人

元某国産ディーラー→現在は高級欧州車ディーラーの現役自動車整備士。
合格率3%とも言われるメーカー最上位資格を取得。

整備の技術・知識を競う全国大会にも会社代表で出場するなど、整備士としてやることはやりきってきました。

それらを活かしたカーライフに役立つ知識や、ライフスタイルに関する情報を発信しています。

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