2019年9月、マツダから新世代(第7世代)商品群の第2弾としてデビューしたCX-30ですが前評判とは一転、実車を見たユーザーからはおおむね好評なようです。
それでも正直、なにがそこまでいいの?
またマツダ信者が騒いでるだけじゃないの?
というのが正直なところで、あなたもそう思いませんか?
そこでこの記事ではそんな評価が高いと噂のCX-30に、自動車業界のプロがあえて疑ってかかってみようではありませんか!
CX-30は確かに価格も内装もサイズもすべてがちょうど良かった
まず結論から言いましょう。
CX-30について知れば知るほど、高評価である理由がよくわかりました。
- 販売価格が予想以上にリーズナブルでコスパ◎
- 内装は上品で落ち着いた外車のような雰囲気
- 見た目より居住性が高くていい意味で裏切られる
- 外装デザインは実車で見るべき‼写真とは受ける印象が違う
- 鼓動ウィンカーがかっこいい
ざっと挙げてもこのような評価ポイントがあります。
MAZDA3が思うように販売が伸びていないという声もありますが、このCX-30がMAZDA3に代わり、このCセグメントで主幹車種としての勢いを増していくといっても過言ではありません。
世界的なSUVブームが、これからもまだまだ続くとみられているのがその理由です。
ではCX-30の何がそんなにいいのか?(価格?内装?居住性?サイズ?)を、先ほどの評価ポイントをもとにくわしく解説していきましょう。
CX-30の価格はバーゲンプライス?選択肢も豊富で魅力的
クルマを購入するにあたり、どれだけ気に入ったクルマでも価格の折り合いがつかなければ、いざ購入には踏み切れませんよね。
CX-30の価格はどうなっているのでしょうか?
まずSと呼ばれる2Lガソリンエンジンを搭載したモデルにおいての価格が、エントリーグレード【S】から最上位グレード【S L Package】まで、239万円~279万円(2WD)です。
これをもとに、わかりやすく同じ2Lガソリンエンジン搭載グレードのある
- CX-30より、1サイズ小さいCX-3
- CX-30より、1サイズ大きいCX-5
と価格を比較してみましょう。
CX-3との価格差が小さいのでCX-30はお得感がある
CX-3は同等グレードで比較ができるのでわかりやすいです。
216万円【S】~261万円【S L Package】
CX-3はスモールサイズのMAZDA2(旧デミオ)がベースのクルマです。
一方で、CX-30は1サイズ大きいMAZDA3(旧アクセラ)がベースのクルマです。
つまり車格的にはCX-3よりCX-30のほうが上です。
また、現在のマツダは新型車になるにしたがって高級感や上質感が向上しています。
よって後発にあたるCX-30は、高級感や上質感もCX-3よりも上です。
それなのにCX-3の価格と比較して、たった【18万円~23万円】しか価格差がないのです!
これ、決してCX-3を購入することが損だと言っているわけではないのですが、やはり自動車ユーザーたちは比べてしまうわけです。
単純に車格を比較したうえで、これくらいの価格差しかないとなるとCX-30のお得感を感じずにはいられません。
CX-5との価格差からも感じるCX-30のお得感
ではCX-5ではどうでしょう。
CX-5の2Lガソリンモデルには【L Package】がないので、20Sで価格を見てみましょう。
20S…261万円
CX-30の20Sは239万円なので、22万円差です。
ここでポイントとなるのが250万円より高いか安いか問題です。
わたしたちは、自分の中で決めた区切りの良い価格をもとに、モノが高いか安いか判断します。
この心理を利用しものが【4,980円】【9,800円】といった商品の値札ですね。
ちなみにこうした販売戦略は、価格を5,000円・10,000円とするよりも販売率が上がることが証明されています。
そしてここでのひとつの区切りが250万円です。
CX-5は250万円より高い、CX-30は250万円より安い。
これが購買心理をうまく、くすぐるわけです。
CX-5は車格と比較してマツダ関係者の中でもバーゲンプライスだと言われているクルマです。
そのCX-5よりもCX-30が安いのは車格的に当然ですが、区切りの250万円を挟むことでより強く感じるのです。
ちなみに【XD PROACTIVE】で比較するとエンジン排気量の違いもあるのですが
- CX-30…288万円
- CX-5…317万円
これも同じく300万円の大きな区切りを境に、高いか安いか判断ができますね。
CX-3より大きく、CX-5より小さいCX-30だからこその比較が生まれ、その結果、車両価格の面でお買い得感が出ることがCX-30の高評価の後押しをしていることは間違いないでしょう。
TwitterからCX-30の価格に対する世の中の声
実際の世の中の声がどうなのか見てみましょう。
思ってたより安いという声です。
点検がてらCX-30のカタログ見せてもらった。
— かに (@maccoo206) July 28, 2019
価格は各グレード共にマツダ3に10万足した位。
あれ??想像よりかなり安いな
一方で、高いのでそれならCX-5を買うという声も。
ディーラーから「CX−30」の案内届く。マツダ3ベースのSUVな訳だが、車の出来は良いんだろうけど、いまいち立ち位置が分からない。CX−5とほぼ同じく価格帯だし、これなら設計が古くてもこっちの方が買い得感があると思うが。※個人の感想です。
— S某 (@su239) October 2, 2019
しかし、多くは異なるグレードで比較して価格帯が被ることを指摘しているものがほとんどです。
これはマツダ車に限らずで、エントリーグレードから最上位グレードまでを見たときに、100万円以上またはそれに近い差があることは珍しくありません。
たとえば、トヨタ C-HRだと233万円~303円、トヨタ ハリアーだと300万円~468万円です。
この場合も若干ですが価格が被っている領域がありますね。
それよりも、話はズレますがハリアーの価格を調べて改めて思いました。
比較してみるとCX-5の安さが際立ちます。(笑)
やっぱり、CX-5はバーゲンプライスです!
ちなみに余談ですが、CX-30は1.8Lディーゼルエンジン、2.0Lの新世代ガソリンエンジンを搭載したグレードがあるので全部で3つのエンジンから、自分に合ったものを選ぶことができます。
また、すべてに2WDとAWD(四駆)の設定があります。
さらに、2Lガソリンエンジンと2L新世代ガソリンエンジンモデルはMTも選択できるので、運転好きユーザーは要注目です。
選択肢も豊富で魅力的ですね。
\\\↓CX-30に搭載のエンジンに関する記事はこちら↓///
内装
次に運転中、常に目につく内装を見ていきましょう。
引用元URL;driver@web
内装はいたってシンプルです。
MAZDA3とデザインが共通化されているので、細かなところで
この点は、いまのマツダ車すべてに言えることで賛否両論あります
また、ダッシュボードからドアパネルまではラウンド形状のデザイ
ドライバー中心のクルマ作りをしているマツダらしいですね。
ダッシュボード上に鎮座する新型マツダコネクトは、ハードウェア
先代のものより格段にデザイン性も使い勝手も向上しています。
全体をとおしての感想はシンプルな内装×新型マツダコネクトのお
新マツコネと比べると従来のマツコネがチープに見えてしまいます
CX-30は、このクラスの安いクルマにありがちな、内装のチープなプラスチッ
触れてみるとソフトパットの肌触りの良さが随所に感じられます。
こうしたところもシンプルながら安っぽくならない工夫されたポイ
内装デザインを通しての感想は、目の肥えた外車ユーザーには身近
CX-30の後席の居住性は見た目以上だった。CX-3より低 いのに!
次に重要なのが車内の居住空間です。
CX-30は都会のヤングファミリー層をターゲットにしていると
CX-5で十分な居住空間があるのは車格的にも当たり前です。
CX-3は正直、大人が後部座席に座るには辛く「こりゃ、さすが
CX-3よりも大幅に頭の上の空間に余裕がある
実はCX-3の全高は1550mmで、CX-30は1540mm
全長や全幅はもちろんCX-30のほうが大きいのですが、全高の
「ん?車内の居住性は確保されているのだろうか…」
と不安が頭をよぎります。
しかし、実際に乗り込んで確認してみましたが心配無用でした。
細かい数字の話をしたところで、実際に狭いのか広いのかなんてこ
※写真はわたし自身が撮影したもので、身長は185cmあります。
①CX-30
②CX-3
髪の毛が乱れ気味…(お見苦しくてすみません)
はっきり言って全然違います。
どちらも、背もたれに合わせて座ったときのものですが、CX-3
一方で、CX-30だと手のひら1枚分ですがギリギリ頭が天井に
まずは合格と言ってよいでしょう。
MAZDA3よりも余裕のある居住性
ベースとなるMAZDA3とCX-30で購入を悩んでいる場合、
そこでMAZDA3の後部座席にも、身長185cmのわたしが乗
結果、頭は天井に当たってしまうので首を曲げなければ収まりませ
CX-3よりはマシでした。
これはMAZDA3はリヤにかけてルーフが下がっているためで、
今までのマツダはCセグメントクラスでさえ、デザインを優先する
しかし、CX-30はこだわりある見た目に反して創造よりも車内が広
ちなみに運転席をわたしのドライビングポジションで合わせた上で後部座席に座ったのですが、足元の空間はほとんど変わらない印象
CX-30は実車を見てはじめてその魅力がわかる
CX-30がはじめてお披露目されたときに多くのひとたちが受け
「いやいや、どう見てもオーバーフェンダーとかの樹脂部分の面積
わたし自身もそう思ったひとりでした。
面積が大きすぎる樹脂パーツが思いのほか気にならない
第一印象は酷評ばかりでネットも荒れ気味、メーカーも冷や汗もの
しかし、いざユーザーが実車を目にするとポジティブな声が多く聞
CX-30は実物を見た人が増えてから、かなり評判が良くなっていますね。
— ぎぶさん@車と生きる (@give333) September 30, 2019
樹脂フェンダーも存在感を高める上でストロングポイントになっていると感じます。 #マツダ https://t.co/XxFMuaRK9g
試乗車がディーラーに配備され実際にユーザーが肌でCX-30の
#NDロードスター 購入から、早6か月。本日は定期点検でディーラーに。待ち時間の間に話題のSUV #CX30 を発売前に試乗させていただきました。新世代デザイン&質感の高さ、メチャかっちょえー!ボディの風景の写りこみ妖艶👍#Mazda3 も含めて最近のマツダスバらしい‼️ pic.twitter.com/319dYLX2Xy
— abechan78 (@abechan78) October 14, 2019
特にイマイチだという声が多かったSUVらしさを表している樹脂
- 思いのほか気にならない
- むしろこれがCX-30のデザインを引き立てる
といった声も現場では多く聞かれるようになりました。
\\\↓CX-30の人気色が気になるあなたは、こちらからクリック↓///
シグネチャースタイルがカッコよすぎる
遅れてカタログに追加されることになる、シグネチャースタイルと
ルーフレールやメッキでさりげなく加飾されたスタイルがかっこいいですね
マツダはゴテゴテした純正エアロは好まず、シンプルでありながら
CX-30も同様で、シグネチャースタイルはクルマ好きのなかで
CX-30のシグネチャーが出てきて
— Napon (@NaponTv) September 22, 2019
急に興味が出てきた。
今まで全く興味がなくて
何も知らない取り残されてる人←
ディミングターンシグナル=鼓動ウィンカーが新しい!
昨今、流行りの流れるウィンカーは元々アウディなどの高級外車が
しかし、今や軽自動車にも純正で採用されるようにもなりましたね。
幅の狭いレンズの中で流れるウィンカーがどうも滑稽で、流れるウ
そんななかで、CX-30が採用したのが【ディミングターンシグ
ディミングターンシグナルは、余韻を残すような点滅をするのが特
その点滅具合を見ていると、生命感を感じるなんとも言えない独特
流れるウィンカーにウンザリしているユーザーにとっては、こんな
ちなみにこの、ディミングターンシグナル=鼓動ウィンカーは、外
さりげない部分ですが、こだわりを感じられるポイントですね。
CX-30のディミングターンシグナル。フロントだけでなく、ミラーもリアも全てのウィンカーがこの光り方#北陸マツダ #CX30 pic.twitter.com/pj16aLLmFe
— atmark (@atmarkatmark) September 28, 2019
まとめ【マツダCX-30の何がそんなにいいの?価格?内装?サイズ?】
また、マツダ CX-30への乗り換えを検討しているひとが、損せずお得に乗り換えするための方法を以下の記事で解説しています。(無料で査定の結果、今なら楽天ポイント5,000Pもらえるチャンスも!)
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車売るのに、ネット査定して金額の高い2社に絞って実車査定してもらったら「とりあえず査定してもらお」で査定してもらった金額より58万円高く売れた!!
— ぶれら (@brera156) October 10, 2015