2020年12月に新発売されたパイオニアの最新ドラレコ【VREC-DS800DC】は、安心の国産ブランドということもあり、死角なしの満足いく仕上がりとなっているのでしょうか。
【VREC-DS800DC】 を購入するうえで、ほかのドラレコ等と比較してデメリットはあるのか?
ドラレコ戦国時代のいま、ドラレコ選びに悩めるあなたにわかりやすく徹底解説します。
VREC-DS800DC のデメリットポイントは3つ
パイオニア製の前後ドラレコ【VREC-DS800DC】は、ナビとの連動が前提となっているドラレコです。
その点がマッチすればメリットも大きいですが、合わなければデメリット・使いづらいと感じる方も多いです。
ここではパイオニア製の前後ドラレコ【VREC-DS800DC】 のデメリットを全部で3つ紹介・解説します。
逆にここで紹介するデメリットが、あなたにとって問題ないのであれば最新のドラレコこそ最良のドラレコ!
というわけで、購入に踏み切ってもよいのではないでしょうか。
本体ユニットが地味に邪魔になる大きさ
ふつうのドラレコは、カメラ部分が本体ユニットも兼ねています。
その分、前方視界の邪魔となってしまうこともあります。
【VREC-DS800DC】 は、前後共にカメラのみとなるので前方視界を妨げない点がメリットですが、その反面本体ユニットを別に設けなければいけなくなったことが、デメリットにもなってしまいます。
外形寸法は…「 76mm×100mm×27mm(本体部)(ブラケットを含む) 」
厚みが3cm弱あるので、太いスマホがドーンっと車内で操作のできる位置に鎮座することになります。
ウチの工場に出入りしている電装屋さんは、助手席のセンターコンソール側の膝あたりの部分に、いつも設置してくれているよ。
ドライバー自身は邪魔にはなりませんが、助手席に座る人には不評かもしれませんね。
かと言って、グローブボックスや小物入れのなかに設置してしまうと、もしものときに操作しづらいしETCと合わせてスペースを取ってしまうことになって邪魔になることも…。
【VREC-DS800DC】 の最大のデメリットは、ユニットが邪魔になるで間違いないでしょう。
車内で撮影映像はナビ画面でしか確認できない【本体に液晶画面がない】
液晶画面を有しない、パイオニア製ドラレコ 【VREC-DS800DC】 は、機械の操作や映像の確認はカーナビをとおして行います。
ふつうであれば、ドラレコはドラレコ!別モノとして扱われますが、さすがはカーナビをはじめとした電装パーツで最先端をいくパイオニア。
自社製品で、ここ数年のクルマの電装パーツのトレンドとして必要なものを、すべてカーナビという主幹装備のなかでまとめてしまおう!…ということですね。
パイオニア製品のファンの方はもちろんのこと、逆にこういった電子機器には疎いのでわかりやすくしてほしいというユーザーさんにとっては、すべてをカーナビ内で完結できるのは楽です。
しかし、ひとによってはこのメリットこそ逆に不便だと感じる方もいます。(私もどちらかと言えばそちら派)
ドラレコの操作や映像確認するときに、ナビ画面を使用するわけですから、その間ミュージック再生やナビゲーション画面などにて制約を受けます。
慣れるまでは直感的な操作がしづらいということもあって、 【VREC-DS800DC】 の特徴が少しでも不便だと感じる方は、操作のたびにストレスの溜まるイライラポイント(デメリット)となるでしょう。
(そもそも操作感に慣れるほどにドラレコのお世話になる人は少数派カモ?)
ちなみに、 パイオニア製ドラレコ 【VREC-DS800DC】 は、パイオニア製カーナビの「ドライブレコーダーリンクHD」「 ドライブレコーダーリンク 」に対応しています。
機種を確認したい方は以下より確認できます。
【VREC-DS800DC】は wi-fi未対応
ナビ画面で各操作や映像確認するのが面倒なのであれば、最近よくある専用アプリでwi-fiを使ってスマホにデータを送信して、映像等の確認できる機能があれば…と思った方もいるはず。
しかし、 パイオニア製の前後ドラレコ【VREC-DS800DC】 は残念ながらwi-fi機能は未搭載となっています。
まぁ、あくまであったら便利なプラスα機能なので、デメリットという括りは不適切かもしれませんね。
【VREC-DS800DC】 の注目機能を3つ厳選して紹介
最新×日本ブランドの高額なドラレコである 、ケンウッド製【VREC-DS800DC】 のドラレコそのもの性能に関しては比較する必要もなく、申し分ない高性能です。
あえて画質がどうだとか画角がどうだとか、そんなところまで調べてほかのドラレコと比較なんかしてても、よほどの変態(ほめ言葉)でない限り、その微妙な違いを比較してドラレコを決める必要はありません。
というわけで、当記事では 【VREC-DS800DC】 だからこそ…!!!という特徴を3に絞って、カンタンにわかりやすくその機能について解説します。
ナビの大画面で楽々操作
多くのドラレコはドラレコ本体の小さな画面のなかで操作することが多いので、特に年配の方などで機械に疎かったり、老眼だったりすると操作しづらくイライラしてしまうこともあります。
ナビの大画面で操作できるとなると、操作ボタンも大きくわかりやすいです。
- 動画静止画撮影
- 動画再生
- 動画データ消去
- その他、各種設定
こういった、必要十分な操作がおこなえます。
デメリットでも挙げたナビ画面を使ったドラレコ操作は、使う人によってはメリットであるとも言えます。
リヤカメラは防水・防塵仕様で車外取り付け可能!リヤガラスのないクルマでも使える
リヤカメラが車外に取り付けられることは大きなメリットです。
たとえば、リヤガラスのないオープンカーや、商用車などでリヤガラスがなくハメ殺しとなっているタイプのものだと、室内にドラレコのリヤカメラを取り付ける余地がありません。
しかし、パイオニア製ドラレコ「VREC-DS800DC」に付属のリヤカメラなら、カメラが防水・防塵仕様で社外に取り付けOKとなっています。
うちのクルマはリヤのドラレコは取り付けできないなぁ…と諦めていた人には朗報ですね。
もちろん、そういったことも想定してケーブル(配線)の長さは13mも確保しています。
商用車や大型バン等のクルマでも、問題なく取り付け可能となっています。
容量の大きいmicroSDカードにも対応【128GB】
高機能・最新のドラレコでも、意外と容量の大きいmicroSDカードに未対応であることが少なくないです。
容量が小さいものしか使用できないということは、保存できる録画時間がその分短いということなので、イベント録画でない通常録画の分は次々に上書きされてしまいます。
帰宅後に、動画を確認しようと思ったらすでに上書きされて、見たい映像が無くなっていた…。
なんてこともあります。(私も経験あり)
パイオニア製ドラレコ「VREC-DS800DC」 が対応している128GBあれば、解像度720pでの録画の場合で、おおむね16時間程度の録画データを保存できます。
じゅうぶんな録画データの保存領域がありますね。
半日以上の時間分のデータが保存できれば、ドラレコとしての満足度は高いです。
そのほか…
- 地デジへの干渉対策
- LED信号対応
- 衝撃を受けたときのイベント録画
- 明暗時の映像の鮮明さを確保する補正機能
- ナンバープレートが昼夜問わず読み取れるか
- 駐車監視モードの機能
このような、一般的なドラレコとしての機能そのものは必要十分であり、気にすることもありませんのでご安心ください。
まとめ【パイオニア前後ドラレコ「VREC-DS800DC」のデメリット解説!最新機能も紹介】
パイオニア製ドラレコ「VREC-DS800DC」は、基本的にナビと連動して使うタイプのドラレコですので購入を考えている方はかなり限られてくるでしょう。
それゆえに、ユーザーレビュー等も少なく購入に踏み切れない方も多いです。
個人的にもっとも気になるポイントは、大きな本体ユニットが邪魔になる・目ざわりになるところです。
それも、グローブボックス内などにうまく隠せる余地があるのなら、問題ないかもしれません。
また、値段も高い点がネックとなる方もいるでしょうが、ドラレコそのものの機能としては高性能かつ、安心の日本ブランド製である点を考慮すれば、おおむねこれくらいの価格帯になるのは仕方ないかもしれません。
その場合は、値段が安くなってきている型落ちモデルをあえて選ぶのも一つの方法かもしれませんね。
https://hiroadster.com/category/car-goods/
↑ほかにも当サイト内で色々なドラレコを紹介しているので参考にどうぞ!