トヨタ ルーミーは、2016年11月にデビュー!
「スライドドア」×「コンパクトカー」×「トールワゴン」というジャンルでひとり勝ち状態だった、スズキ ソリオに一矢報いるべく、世界のトヨタが満を持してリリースしたクルマです。
兄弟車として「タンク」がありましたが、トヨタの全販売店・全車種取り扱いに伴う車種整理によって「ルーミー」に統合されました。
そんな、ルーミーの人気色・ボディカラーに関してこの記事では、現役整備士であるわたしが以下のことを解説しています。
- トヨタ ルーミーの人気色・ボディカラーランキング
- ツートンカラーを含むルーミーの全色を、画像付きでカラー特徴を解説
- いまはもう新車では買えないボディカラー3選!
以下の目次をタップ・クリックすると気になるところから読めますよ!
ルーミーの人気色・ボディカラーランキング
ルーミーは、ダイハツ工業が販売する「トール」の兄弟車で、ダイハツの工場で製造されています。
ボディカラー・色の名称は、ダイハツ車に準じます。
ルーミーで選択できるボディカラー・色は以下の9色です。
- レーザーブルークリスタルシャイン
- ターコイズブルーマイカメタリック
- クールバイオレットクリスタルシャイン
- プラムブラウンクリスタルマイカ
- ファイアークウォーツレッドメタリック
(ブラックマイカメタリックとの2トーン設定アリ) - ブライトシルバーメタリック
- ブリリアントカッパークリスタルマイカ
(ブラックマイカメタリックとの2トーン設定アリ) - パールホワイトⅢ
(ブラックマイカメタリックとの2トーン設定アリ) - ブラックマイカメタリック
このうち、『+33,000円』のメーカーオプションカラー(有料色)は以下の5色です。
- レーザーブルークリスタルシャイン
- クールバイオレットクリスタルシャイン
- プラムブラウンクリスタルマイカ
- ブリリアントカッパークリスタルマイカ
- パールホワイトⅢ
また、「カスタム」グレードでのみ選択できる、2トーンカラーのオプション料金は以下のとおりです。
- ファイアークウォーツレッドメタリック×ブラックマイカメタリック
→55,000円 - ブリリアントカッパークリスタルマイカ×ブラックマイカメタリック
- パールホワイトⅢ×ブラックマイカメタリック
→77,000円
1位 パールホワイトⅢ
やはり、定番色【パールホワイトⅢ】の人気はダントツです。
だれが乗っても馴染むボディカラーで、当たり障りのない点が支持される理由です。
しかし、そんな実用的な部分だけが魅力ではありません。
パールホワイトは陽が当たると、キラキラとパール部分がまぶしく輝きます。
ただのソリッドの白では到底表現できないような美しさは、まさに「パール=真珠」の名に相応しい、無垢で透き通るような魅力があります。
個人的には汚れが目立った後に、多少荒っぽい洗車でも気にならずきれいになるところが好きです(笑)
パールホワイトⅢは、そんな様々な魅力があるおかげか、意外と飽きがこずに乗れるのもgoodです。
2位 ブラックマイカメタリック
続いてルーミーで人気なのが【ブラックマイカメタリック】です。
特に、グリルにメッキ加飾が施されるルーミーの上位グレードは、ブラックのボディカラーにメッキ部が映えるので、キリっとしたカッコ良さ・高級感があります。
また、ブラックの内装色との統一感も出て、まとまりがあるのも良いですね。
ブラックマイカメタリックも、パールホワイトⅢと同様に老若男女問わず多くの方に選ばれる色である点がランキング上位の理由です。
色選びに迷ったときに、やはり黒白を選んでおけば間違いはないですからね~
ただ、白系のボディカラーに対してブラックマイカメタリックのような濃色は、洗車の拭き上げ時につくキズ等にかなり気を遣わなければいけません。
その点に、こだわれるか?もしくは、逆に気にならないという方であれば心配ないです。
ちなみに、わたしは気になってしまうタイプなのでブラック系のボディカラーは性には合わないです(笑)
3位 レーザーブルークリスタルシャイン
【レーザーブルークリスタルシャイン】は、見る人々を惹き込む魅力のある色です。
トーンの濃い緑と青を合わせたようなレーザーブルークリスタルシャインは、パール塗装がかなり映えます。
その様はまるで、宇宙を彷彿とさせるような美しさがあります。
晴れた日はもちろん美しいのですが、曇った日や暗い場所でもレーザーブルークリスタルシャインの独特な色合いの魅力は薄れることはありません。
黒には飽きたけど、クルマに乗るなら濃色系のボディカラーで考えている!…というひとは、ぜひ検討していただきたい色です。
若者に人気の色と思いきや、意外と年配女性の方などからも人気で幅広い層から支持されています。
4位 ブライトシルバーメタリック
【ブライトシルバーメタリック】は定番色のひとつで、根強い人気のあるボディカラーです。
色選びで悩んだときには、シルバーを選んでおけば間違いありません。
冠婚葬祭から、仕事にプライベートにと場面を選ばず乗って行けるのがgoodです。
また、シルバー色のルーミーは意外とどっしり感が出ます。
無難なカラー選択ではありますが、長く大切の乗るにはキズなども目立ちにくい色なので、メリットは多い色でしょう。
5位 ファイアークウォーツレッドメタリック
【ファイアークウォーツレッドメタリック】は、落ち着きのある渋めな赤色のボディカラーです。
愛車にこだわりのあるオーナーさんが多い印象のある色です。
オシャレなオトナ女子にぴったりなボディカラーで、人気も高いですね。
一方で、ブラックマイカメタリックとの2トーンカラーになると、スポーティーでヨーロピアンな雰囲気を感じれるところも魅力的です。
コンパクトカーとは思えない堂々とした佇まいに、イチコロにされてしまうひと続出です!
個人的には、光の当たり方によって影になった部分が、ダークトーンとなるところにこの色の魅力・カッコよさを感じます。
汚れが目立ちやすい色なので、こまめなお手入れは必須でしょう。
6位 プラムブラウンクリスタルマイカ
【プラムブラウンクリスタルマイカ】は、5位の「ファイアークウォーツレッドメタリック」を好むユーザー層と被ることが多く、比較検討されることが多いです。
ブラウンのボディカラーは車種問わず、特に女性ユーザーを中心に根強い人気があります。
控えめなボディカラーに、カスタムグレードの大きなメッキグリルのコントラストは、良いバランスでまとまっています。
また、光が当たる(特に照明の下!)と、マイカ塗装の煌びやかさが際立ち、とてもきれいにボディが輝きます。
そんな上質な雰囲気が、ブラウン系のカラーの虜になる理由のひとつでしょう。
7位 クールバイオレットクリスタルシャイン
【クールバイオレットクリスタルシャイン】は、ちょっぴりヤンチャな印象のあるボディカラーです。
イメージカラーということもあるので、非常によくマッチしています。
2020年9月発売のマイナーチェンジモデルで初採用された色ということもあり、まだボディカラーの認知度が高くありません。
パープル色は、車種問わず設定されていることも多く、待ってました!!という方も少なくないはず。
エアロを装着したり、カスタマイズすることが好きな方には相性抜群の色ですね。
ただ、クールバイオレットクリスタルシャインはメッキパーツを多用しすぎるとギラつきすぎてしまい、世間体的にはあまり良い目では見られないかもしれません。
純正エアロで、シンプルにまとめると、クールバイオレットの名のとおり「クール」でカッコよく仕上がるでしょう。
8位 ブリリアントカッパークリスタルマイカ
【ブリリアントカッパークリスタルマイカ】は、ピンク?淡いオレンジ?のような特徴的なボディカラーです。
意外と、光の当たり方でボディのプレスラインを境に陰影のメリハリがつく色で、ルーミーのボディラインが際立ちます。
また、やさしい雰囲気がボディカラーをとおして伝わってきます。
きっと運転してる人も、穏やかで優しい人なんだろうな~
…と、勝手ながら想像してしまいます。(笑)
特徴的な色だからこそ、飽きがこないか心配ですが、そんなあなたにはカスタムで選択できる2トーンカラーでブラックの挿し色を入れてみるのはいかがでしょう?
上半身が引き締まって、オシャレ感が倍増!
ボディに変化とメリハリが生まれることで、退屈しない魅力的な仕上がりになります。
9位 ターコイズブルーマイカメタリック
【ターコイズブルーマイカメタリック】は突き抜ける爽快感の感じるボディカラーです。
まるで南国の透き通った海を彷彿とさせるような明るい色は、目立つこと間違いありません。
ヤシの木の生えた、海沿いの長い直線道路なんかをバックに写真を撮ると、すごく映えそうですね。
色自体は、とても良い色なのは間違いないのですが、やはり目立ちすぎる点がネックとなり人気ランキングでは下位に沈む結果となってしまいました。
ただ、ボディサイズの大きい車種ではなかなかこんな派手な色は選べません。(そもそもラインナップにない)
ボディサイズの小さいコンパクトカーや軽自動車でこそ、遊び心のあるボディカラーが選べるというもの。
ターコイズブルーマイカメタリックに惚れてしまったのなら、いまのうちに乗っておかないと後悔するかもしれませんよ!?
いまはもうない!中古車でしか買えない色・ボディカラーを【3色】紹介
クルマは同じモデルでも、年次改良やマイナーチェンジのタイミングで追加されるボディカラーがあったり、逆に廃盤となるものがあったりします。
惜しくも廃盤となってしまい、今では新車で購入することができない、ルーミーのボディカラーを「3色」紹介します。
ファインブルーマイカメタリック
ターコイズブルーマイカメタリックと入れ替わるカタチで廃止になった色が、【ファインブルーマイカメタリック】です。ターコイズブルーと比較すると青みが強く、スカイブルーという表現が一番適切な表現かと思います。
そして、ターコイズブルーマイカメタリックが南国の海のような色なら、【ファインブルーマイカメタリック】は真夏の雲一つない青空のような色です。
同じような色のブルーでも並べればその差は歴然です。
ブルー系のボディカラーとしては 、ターコイズブルーマイカメタリックほど特徴的ではないので、比較するとこちらのほうが選びやすい色に仕上がっていたのではないでしょうか。
廃盤となってしまったのが、なんだかもったいないですね~
フレッシュグリーンメタリック
独特な色合いが印象に残る【フレッシュグリーンメタリック】は、新緑を彷彿とさせる明るくきれいなグリーンカラーです。
小さなお子さんのいる家庭では、子どもたちが「ママのクルマ!」「パパのクルマ!」と一目でわかることもあり、愛着を持ってくれことも多いのだとか。
希少色なので、目立ちます。
しかし、そんなことが気にならないくらい?爽やかな印象を持ち、気持ちよくドライビングに出かけられそうな色は、ハマるひとにはハマるはずです。
カスタムするよりもノーマルのまま乗るのがマッチするボディカラーですね。
マゼンタベリーマイカメタリック
こんなにインパクトのあるピンク色があったなんて…!!
【マゼンタベリーマイカメタリック】 は、2020年9月のマイナーチェンジまでラインナップされてました。
ドピンク!クセが強い~と一見、思うのですが、メタリック感が強いので意外と受け入れることのできるピンク色です。
と言っても、やはり派手で目立つことに変わりはありません。
夜の暗い場所であろうが、多くのクルマがひしめき合う駐車場であろうが、一発でマイカーの場所を見つけることができます。
ピンク好きのひとにとっては、堪らなく魅力的な色でしょう。
おそらく、マゼンタベリーマイカメタリックが欲しいというひとは、 ほかのボディカラーと悩むことはなく、 指名買いですね。
その場合は中古車から探すことになります。
まとめ【ルーミーの人気色・ボディカラーランキング】
ルーミーはコンパクトカーらしく、豊富なボディカラーがラインナップされていて無難な色、定番色だけでなくビビットで派手な色もラインナップされています。
色選びがすごく楽しくなりますよね
ミニバンやセダンなどでは見ないような色、ルーミーでしか味わえない色で、新たなカーライフを堪能するのがオススメです。
また当サイトでは、そのほかにも現役のプロの整備士であるわたしが、さまざまなクルマに関する知識や情報を公開しています。
ご興味のある方はぜひ、ほかの記事ものぞいていってください!