2020年9月に新発売されたケンウッドの最新ドラレコ【DRV-MR8500】ですが、安心の国産ブランドということもあり、まさに死角なしの満足いく仕上がりなのでしょうか。
「DRV-MR8500」選択するうえで、ほかのドラレコ等と比較してデメリットはあるのか?
解説していきます。
DRV-MR8500のデメリットポイントは2つ
ケンウッド製ドラレコ「DRV-MR8500」を選ぶことのデメリットを2つ紹介します。
電源の取り出しがシガープラグコード【デメリット】
ドラレコの電源取り出し場所は、以下の2パターンがあります。
- アクセサリ(シガー)ソケット
- 車両配線(電源直結タイプ)
ケンウッド(KENWOOD)製のドラレコはアクセサリ(シガー)ソケットから取り出すタイプが標準です。
これは手軽である反面、配線などが車室内で目立ってしまったり、邪魔になることが多いです。
よって、実際にわたしたちが仕事でドラレコを取り付ける際は、お客さまの多くがアクセサリ(シガー)ソケットからの電源取り出しは希望されません。
その場合は以下のような電源ソケットを使用して、アクセサリ(シガー)ソケットコードを配線に変換して、車両配線から電源を取り出します。
よって【DRV-MR8500】の場合、配線等をきれいに隠して車両に取り付ける際は、ドラレコ以外に上記のタイプの【電源ソケット】を、用意しなければいけないことを覚えておきましょう。
この点が、デメリットといえばデメリットでしょうか。
ちなみに、駐車監視モードを活用する場合は車両からバッテリー電源(IG-OFF時も12V)線を取る必要があり、【DRV-MR8500】に付属のアクセサリー(シガーソケット)ではなく、車両配線から電源を取るための専用の電源ハーネスを使用しなければいけません。
DRV-MR8500は値段が高い【デメリット】
「最新」×「高機能」×「前後録画タイプ」
ケンウッド製【DRV-MR8500】は、超優等生のドラレコです。
それゆえに値段が高いことがネックです。
実勢価格は、現時点で4万円オーバーです。
ちなみに、日本製メーカー(ユピテル)のドラレコで前後2カメラタイプなら、最安だとネットで15,000円くらいで購入できます。
値段だけ観ると倍以上の差がありますね。
安心の日本製なので、以下のような機能面で最低限の録画性能があればじゅうぶんという方ならオススメです。
- 視認性の良い高画質録画
- 駐車監視モード対応
- 地デジノイズ対応
- LED信号対応
- GPS搭載
わたしも、以前にすでに取り付け済みの家族のクルマには以下のタイプのものを取り付けしています。
- シガー電源タイプのみのラインナップ
(電源直結タイプにしたい場合は別途専用コード購入) - 値段が高い
性能を優先したドラレコ選びをする場合は、一切気になる部分ではありません。
【DRV-MR8500】の機能についてはもう十分理解しているという方は、機能はかならず満足できるかなりの高性能ドラレコです。
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ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】の注目ポイントをピックアップ
- 暗いところでも鮮明に映る
- 高解像度で録画
- 白飛び黒つぶれを防ぐHDR機能
- スモークガラスでも対応
- 地デジ電波干渉対策
- LED信号機対応
- 撮影視野角
- 壊れない
- バッテリ内蔵で事故のときも確実に録画
もはや、このあたりの機能は安物で聞いたこともないようなメーカーや、海外製品でない限り気にする必要はありません。
それくらい、ドラレコは必須の装備として「ケンウッド」「ユピテル」「コムテック」といった日本製品のクオリティは、じゅうぶんなものとなっています。
よってドラレコ選びで重要なのは、プラスαの機能くらいです。
ケンウッド製【DRV-MR8500】を選ぶ場合、どういったメリットがあるのかを簡潔に分かりやすく紹介しましょう。
AI搭載であおり運転対応の録画機能
ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】最大のウリが、AIを搭載した最新のドラレコだということです。
AIってまだまだ真新しい技術ですが、ドラレコにまで搭載されるようになったのですから驚きですし、技術の進歩はすごいです。
【DRV-MR8500】のAI機能は、後方から近づいてくるクルマの動きをAI判定。
蛇行運転や車間距離不保持で、AIによりあおり運転と判断された場合はイベント録画開始。
イベント録画されたデータは上書きされないので、確実に動画データを残すことができます。
昨今、問題視され法的にもかなり厳罰化されるようになった「あおり運転」ですが、その証拠を自動で確実に残してくれます。
トラブルがあった場合にも安心ですね
microSDカードダブルスロットで長時間録画に対応
ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】は、128GBまでのmicroSDカードに対応しています。
さらにスロットは2つ搭載しているので、合計で最大256GB分の動画を録画することができます。
容量で言われてもわからないぞー
どれくらいの長さかというと、5段階ある解像度のうち真ん中のサイズの「FULL HD」の場合、おおよその目安ですが【常時録画12時間分】です。
古いファイルはイベント録画をのぞいて、どんどん上書きされていきます。
わたしも経験があるのですが、お出かけのとき朝一の動画を夜になって帰宅後に確認しようとしたら、すでに上書きされていて結局見れなかった…(意味ねぇじゃん)ということも。
なので、長時間録画可能であればあるほど、それに越したことありません。
面倒なmicroSDカードをフォーマットする必要なし!
意外とドラレコの作動不良で多い原因が、SDカードの不良です。
わたしも、以前クルマに装着していた海外製のドラレコで、microSDカードが原因でドラレコそのものがバグった動きをすることがありました。
そういったトラブル回避のためにも、microSDカードの定期的なフォーマットは必須というのが常識でした。
しかし、ケンウッド製ドラレコ「DRV-MR8500」はその必要がないということで、これまた驚き!
SDカードエラーが起きにくい独自記録システムを採用しているため定期的なSDフォーマット(初期化)作業が不要です。
…とのことです。
また、ケンウッド製のmicroSDカードに限って「SDカード寿命告知機能」というものもあるので、microSDカードが劣化して録画できていなかったという事態を未然に防ぐことができます。
SDカードは、消耗品ですからね
ケンウッド製ドラレコ【DRV-MR8500】は買って後悔しない優等生
まさに性能・機能的にも死角なし・文句なしのドラレコ【DRV-MR8500】
デメリットも、電源の取り出し方と価格の高さくらいです。
電源の取り出しは、1,000円くらいで購入可能な電源ソケットを使えば、スマートに取り付け可能です。
ドラレコ購入予算さえ問題なければ、まさに大は小を兼ねる。
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